No.005
Accessの日付、時刻の書式(表示形式)について
2003/2007/2010/2013
フィールドの入力値は、Excelと同じように書式(表示形式)の変更ができます。
テーブルをデザイン ビューにして[書式]プロパティで設定しますが、Excelとほぼ同じ表示形式の設定を行うことができます。
今回は、日付/時刻のデータの書式について詳しくご案内しましょう。
[書式]プロパティの▼をクリックし、一覧から選択して設定できる日付の書式には、次の4種類があります。
例えばレコードに「2030/1/1 1:1:1」と入力した場合、次のように表示されます。
- 日付 (標準) …2030/01/01 1:01:01(時刻の入力がなければ日付 (S) と同じ)
- 日付 (L) …2030年1月1日
- 日付 (M) …30-01-01
- 日付 (S) …2030/01/01
上記以外の表示形式にしたい場合は、書式記号を記入することで自由に設定表示できます。
日付/時刻の表示形式の書式記号は次のとおりです。組み合わせて設定します。
- yyyy …西暦の年を4桁
- yy …西暦の年を2桁
- g …元号アルファベット1文字(H)
- gg …元号漢字1文字(平)
- ggg …元号漢字(平成)
- e …和暦の年を1桁
- ee …和暦の年を2桁
- m …月を1桁
- mm …月を2桁
- mmm …月を英語の短縮(Fri)
- mmmm …月の英語(Friday)
- d …日付を1桁
- dd …日付を2桁
- aaa. …曜日1文字(金)
- aaaa …曜日3文字(金曜日)
- q …四半期
- h …時間を1桁
- hh …時間を2桁
- n …分を1桁
- nn …分を2桁
- s …秒を1桁
- ss …秒を2桁
例えば、"H42/01/01"と和暦にするには「gee/mm/dd」と入力、指定します。
ただし、書式の設定は表示だけの設定ですので、テーブルをExcelにエクスポートした場合は、時刻を入力していても「2030/1/1」の表示となります。