No.004
Access2016関数 一覧
2016
Access2016のバージョンにおける関数一覧です。
Accessの関数は多少増えているものの、以前からそれほど変更はありませんので、
どのバージョンのAccessでも活用いただけると思います。
クエリなどの[式ビルダー]で表示される組み込み関数と、それ以外の関数とに分けております。
ページ内の検索は、ショートカット キー「Ctrl」+「F」よりブラウザの検索機能をお使いください。
クエリやフォームなどで演算式を挿入する際にわたしたちをフォローしてくれる、
[式ビルダー]の組み込み関数に登録されている関数の一覧です。
分類ごととなっています。最後の[変換]の分類では、他の分類にも存在する関数がいくつかあります。
SQL集合関数 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Avg | クエリで指定されたフィールドに含まれる値のセットの算術平均を計算します。 | Avg(expr) |
Count | クエリで返されるレコードの件数を計算します。 | Count(expr) |
Max | クエリで指定されたフィールドに含まれる一連の値の最大値を返します。 | Max(expr) |
Min | クエリで指定されたフィールドに含まれる一連の値の最小値を返します。 | Min(expr) |
StDev | クエリで指定されたフィールドに含まれる値セットを母集団の標本とし、その標準偏差の概算値を返します。 | StDev(expr) |
StDevP | クエリで指定されたフィールドに含まれる値セットを母集団とし、その標準偏差の概算値を返します。 | StDevP(expr) |
Sum | クエリで指定されたフィールドに含まれる一連の値の合計を返します。 | Sum(expr) |
Var | クエリで指定されたフィールドに含まれる値セットを母集団の標本とし、その分散の概算値を返します。 | Var(expr) |
VarP | クエリで指定されたフィールドに含まれる値セットを母集団とし、その分散の概算値を返します。 | VarP(expr) |
エラー処理 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
AccessError | 指定したエラーに説明を示す文字列を返します。 | AccessError(errornumber) |
CVErr | 指定したエラー番号を示すバリアント型(内部処理形式はエラー型)の値を返します。 | CVErr(errornumber) |
Err | 前回のシステム エラーに関する情報が格納されている Err オブジェクトを返します。 | Err() |
Error | 指定したエラー番号に対応するエラー メッセージを返します。 | Error[(errornumber)] |
Error$ | 指定したエラー番号に対応するエラー メッセージを返します。 | Error$[(errornumber)] |
IsError | 式がエラー値かどうかを調べ、結果をブール型 (Boolean) の値で返します。 | IsError(expression) |
データベース | ||
関数 | 説明 | 構文 |
ColumnHistory | メモ型フィールドに格納されている値の履歴を示す文字列を返します。 | ColumnHistory(tablename, columnname, querystring) |
CurrentUser | データベースの現在のユーザーの名前を返します。 | CurrentUser() |
CurrentWebUser | 発行済みアプリケーションでは、現在ログインしているユーザーを示す文字列を返します。クライアント専用アプリケーションでは、 Null を返します。 | CurrentWebUser(type) |
CurrentWebUserGroups | 発行済みアプリケーションでは、現在ログインしているユーザーが属しているグループのリストを示す文字列を返します。クライアント専用アプリケーションでは、 Null を返します。 | CurrentWebUserGroups(type) |
Eval | 文字列または数値を返す式を評価し、その値を返します。 | Eval(stringexpr) |
HyperlinkPart | 指定したハイパーリンク フィールドの URL を表す文字列を返します。 | HyperlinkPart(hyperlink, part) |
IMEStatus | Microsoft Windows の現在の IME のモードを示す整数型の値を返します。 | IMEStatus() |
IsCurrentWebUserInGroup | 発行済みアプリケーションでは、現在ログインしているユーザーが指定したグループのメンバーであるかどうかを示すブール値を返します。クライアント専用アプリケーションでは、 False を返します。 | IsCurrentWebUserInGroup(GroupNameOrID) |
Partition | ある数値が、算出された一連の範囲のうち、どの範囲に含まれるかを示すバリアント型 (内部処理形式は文字列型)の値を返します。 | Partition(number, start, stop, interval) |
テキスト | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Asc | 文字列内の最初の文字に対応する文字コードを返します。 | Asc(string) |
AscW | 文字列内の最初の文字に対応するUnicode文字セットの文字コードを返します。 | AscW(string) |
BuildCriteria | 指定したフィールドや条件に対応する、クエリ内のフィルターを表す文字列を返します。 | BuildCriteria(field, fieldtype, expression) |
Chr | 指定した文字コードに関連付けられている文字を示す文字列をバリアント型 (内部処理形式は文字列型)返します。 | Chr(charcode) |
Chr$ | 指定した文字コードに関連付けられている文字を示す文字列を文字列型で返します。 | Chr$(charcode) |
ChrW | 指定した文字コードに関連付けられているUnicode文字セットを含む文字を示す文字列をバリアント型 (内部処理形式は文字列型)返します。 | ChrW(charcode) |
ChrW$ | 指定した文字コードに関連付けられているUnicode文字セットを含む文字を示す文字列を文字列型で返します。 | ChrW$(charcode) |
Format | 書式指定式の指示に従って書式設定された式を示すバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Format(expression[, format][, firstdayofweek][, firstweekofyear]) |
Format$ | 書式指定式の指示に従って書式設定された式を示す文字列型の値を返します。 | Format$(expression[, format][, firstdayofweek][, firstweekofyear]) |
GUIDFromString | 文字列を GUID に変換します。GUID は、バイト型の配列です。 | GUIDFromString(string) |
HtmlEncode | 文字列の先頭から指定の長さまでを HTML エンコードし、文字列として返します。 | HtmlEncode(plain text[, length]) |
InStr | 文字列の中から指定した文字列を検索し、最初に見つかった文字位置 (先頭からその位置までの文字数) をバリアント型 (内部処理形式は長整数型) の値で返します。 | InStr([start, ]string1, string2[, compare]) |
InStrRev | 文字列の中から指定した文字列を検索し、その位置を文字列の最後から数えた文字数で返します。 | InStrRev(stringcheck, stringmatch[, start[, compare]]) |
Lcase | アルファベットの大文字を小文字に変換し、バリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Lcase(string) |
Lcase$ | アルファベットの大文字を小文字に変換し、文字列型の値を返します。 | Lcase$(string) |
Left | 文字列の左端から指定した文字数の文字列を、バリアント型 (内部処理形式は文字列型) で返します。 | Left(string, length) |
Left$ | 文字列の左端から指定した文字数の文字列を、文字列型で返します。 | Left$(string, length) |
Len | 指定した文字列の文字数または指定した変数を格納するのに必要なバイト数を表す長整数型の値を返します。 | Len(string | varname) |
Ltrim | 指定した文字列から先頭のスペースを削除した文字列を表すバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Ltrim(string) |
Ltrim$ | 指定した文字列から先頭のスペースを削除した文字列を返します。 | Ltrim$(string) |
Mid | 文字列から、指定した位置から指定した文字数分の文字列を取り出し、バリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Mid(string, start[, length]) |
Mid$ | 文字列から、指定した位置から指定した文字数分の文字列を取り出し、文字列型で返します。 | Mid$(string, start[, length]) |
PlainText | 文字列の先頭から指定の文字数分をテキスト形式に書式設定して返します。 | PlainText(rich text, [length]) |
Replace | 文字列内の指定された一部の文字列を、別の文字列に、指定された回数だけ置換した後の文字列を返します。 | Replace(expression, find, replace[, start][, count][, compare]) |
Right | 文字列の右端から指定された文字数を含むバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Right(string, length) |
Right$ | 文字列の右端から指定された文字数分を取り出し、文字列型で返します。 | Right$(string, length) |
Rtrim | 指定した文字列から末尾のスペースを削除した文字列を表すバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Rtrim(string) |
Rtrim$ | 指定した文字列から末尾のスペースを削除した文字列を返します。 | Rtrim$(string) |
Space | 指定した数のスペースから成るバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Space(number) |
Space$ | 指定した数のスペースから成る文字列を返します。 | Space$(number) |
StrComp | 2つの文字列の比較結果を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | StrComp(string1, string2[, compare]) |
StrConv | 指定に従って変換されたバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | StrConv(string, conversion[, LCID]) |
String | 指定した回数だけ文字を並べたバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | String(number, character) |
String$ | 指定した回数だけ文字を並べた文字列を返します。 | String$(number, character) |
StringFromGUID | GUID を文字列に変換します。GUID は、バイト型の配列です。 | StringFromGUID(guid) |
StrReverse | 指定された文字列の文字の並び順を逆にした文字列を返します。 | StrReverse(string) |
Trim | 指定した文字列から先頭と末尾の両方のスペースを削除した文字列を表すバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Trim(string) |
Trim$ | 指定した文字列から先頭と末尾のスペースを削除した文字列を返します。 | Trim$(string) |
Ucase | 指定したアルファベットの小文字を大文字に変換し、バリアント型 (内部処理形式は文字列型) で返します。 | Ucase(string) |
Ucase$ | 指定した文字列を大文字に変換した文字列を返します。 | Ucase$(string) |
プログラムフロー | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Choose | 引数のリストから値を選択して返します。 | Choose(index, choice-1[, choice-2] … [, choice-n]) |
Iif | 式の評価によって、2つの引数のうち1つを返します。 | Iif(expr, truepart, falsepart) |
Switch | 式の一覧を評価し、一覧の中で真 (True) である最初の式に関連付けられた、バリアント型の値または式を返します。 | Switch(expr-1, value-1[, expr-2、value-2 ], …[, expr-n、value-n]) |
メッセージ | ||
関数 | 説明 | 構文 |
InputBox | ダイアログ ボックスにメッセージとテキスト ボックスを表示し、文字列が入力されるか、またはボタンがクリックされると、テキスト ボックスの内容を含む文字列を返します。 | InputBox(prompt [, title][, default][, xpos][, ypos][, helpfile][, context]) |
InputBox$ | ダイアログ ボックスにメッセージとテキスト ボックスを表示し、文字列が入力されるか、またはボタンがクリックされると、テキスト ボックスの内容を含む文字列を返します。 | InputBox$(prompt [, title][, default][, xpos][, ypos][, helpfile][, context]) |
MsgBox | ダイアログ ボックスにメッセージを表示し、ボタンがクリックされるのを待って、どのボタンがクリックされたかを示す整数型の値を返します。 | MsgBox(prompt[, buttons][, title][, helpfile][, context]) |
財務 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
DDB | 指定した倍額定率法またはその他の方法を使って、特定の期における資産の減価償却費を示す倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | DDB(cost, salvage, life, period[, factor]) |
FV | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資の将来価値を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | FV(rate, nper, pmt[, pv][, type]) |
Ipmt | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、指定した投資期間に支払われる金利を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Ipmt(rate, per, nper, pv[, fv][, type]) |
IRR | 一連の定期的なキャッシュ フロー (支払いと収益) に基づいた、内部利益率を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | IRR(values()[, guess]) |
MIRR | 一連の定期的なキャッシュ フロー (支払いと収益) に基づいて、修正内部利益率を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | MIRR(values(), finance_rate, reinvest_rate) |
Nper | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資に必要な期間を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Nper(rate, pmt, pv[, fv][, type]) |
NPV | 定期的に発生する一連のキャッシュ フロー (支払いと収益) と割引率に基づいて、投資の正味現在価値を表す 倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | NPV( rate, values ()) |
Pmt | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資に必要な支払額を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Pmt(rate, nper, pv[, fv][, type]) |
PPmt | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、指定した投資期間に支払われる元金を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | PPmt(rate, per, nper, pv[, fv][, type]) |
PV | 将来の定期定額払いおよび固定金利に基づいて、投資の現在価値を表す 倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | PV(rate, nper, pmt[, fv][, type]) |
Rate | 投資期間を通じての利率を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Rate(nper, pmt, pv[, fv][, type][, guess]) |
SLN | 定額法を用いて、資産の 1 期あたりの減価償却費を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | SLN(cost, salvage, life) |
SYD | 定額逓減法を使用して、指定した期における資産の減価償却費を返します。倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | SYD(cost, salvage, life, period) |
算術 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Abs | 関数に引き渡された値の絶対値を同じデータ型で返します。 | Abs(number) |
Atn | 指定した数値のアークタンジェントを表す倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Atn(number) |
Cos | 指定した角度のコサインを表す倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Cos(number) |
Exp | 累乗された e (自然対数の底) を示す倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Exp(number) |
Fix | 指定した数値の整数部分を返します。引数に負の数を指定した場合、引数以上の最小の負の整数を返します。 | Fix(number) |
Int | 指定した数値の整数部分を返します。引数に負の数を指定した場合、引数を超えないの最大の負の整数を返します。 | Int(number) |
Log | 数値の自然対数を示す 倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Log(number) |
Rnd | 乱数を示す 単精度浮動小数点型 の値を返します。 | Rnd[(number)] |
Round | 小数点以下の指定された桁に四捨五入した数値を返します。 | Round(number[, precision]) |
Sgn | 数値の符号を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Sgn(number) |
Sin | 指定された角度のサインを示す倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Sin(number) |
Sqr | 数値の平方根を示す 倍精度浮動小数点数型 の値を返します。 | Sqr(number) |
Tan | 指定された角度のタンジェントを示す倍精度浮動小数点型 の値を返します。 | Tan(number) |
定義域集合関数 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Davg | 指定されたレコードセット (定義域) の値セットの平均を計算します。 | Davg(expr, domain[, criteria]) |
Dcount | 指定されたレコードセット (定義域) に含まれているレコードの数を計算します。 | Dcount(expr, domain[, criteria]) |
Dfirst | テーブルまたはクエリ内の特定のフィールドからランダムにレコードの値を返します。 | Dfirst(expr, domain[, criteria]) |
Dlast | テーブルまたはクエリ内の特定のフィールドからランダムにレコードの値を返します。 | Dlast(expr, domain[, criteria]) |
DLookUp | 指定されたレコードセット (定義域) から特定のフィールとの値を取得します。 | Dlookup(expr, domain[, criteria]) |
Dmax | 指定されたレコードセット (定義域) の最大値を特定します。 | Dmax(expr, domain[, criteria]) |
Dmin | 指定されたレコードセット (定義域) の最小値を特定します。 | Dmin(expr, domain[, criteria]) |
DStDev | 指定されたレコードセット (定義域) を母集団の標本として評価し、値セット全体の標準偏差を概算します。 | Dstdev(expr, domain[, criteria]) |
DStDevP | 指定されたレコードセット (定義域) を母集団として評価し、値セット全体の標準偏差を概算します。 | DStDevP(expr, domain[, criteria]) |
Dsum | 指定されたレコードセット (定義域) の値セットの合計を計算します。 | Dsum(expr, domain[, criteria]) |
Dvar | 指定されたレコードセット (定義域) を母集団の標本として評価し、値セット全体の分散を概算します。 | Dvar(expr, domain[, criteria]) |
DVarP | 指定されたレコードセット (定義域) を母集団として評価し、値セット全体の分散を概算します。 | DVarP(expr, domain[, criteria]) |
特殊評価 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
IsArray | 変数が配列であるかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsArray(varname) |
IsDate | 式を日付に変換できるかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | Isdate(expression) |
IsEmpty | 変数が初期化されているかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsEmpty(expression) |
IsError | 式がエラー値かどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsError(expression) |
IsMissing | 省略可能なバリアント型 の引数がプロシージャに渡されたかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsMissing(argname) |
IsNull | 式に Null 値が含まれているかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsNull(expression) |
IsNumeric | 式が数値として評価できるかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsNumeric(expression) |
IsObject | 識別子 (Visual Basic) がオブジェクト変数を表しているかどうかを示すブール型の値を返します。 | IsObject(identifier) |
TypeName | 変数に関する情報を提供する文字列型を返します。 | TypeName(varname) |
VarType | 変数の内部処理形式を示す整数 の値を返します。 | VarType(varname) |
日付/時刻 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Cdate | 式を日付型に変換します。 | Cdate(expression) |
CVDate | バリアント型 (内部処理形式は日付型)に式を変換します。 | CVDate(expression) |
Date | 現在のシステム日付を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | Date |
Date$ | 現在のシステム日付を示す文字列を返します。 | Date$ |
DateAdd | 指定された時間間隔を加算した日付を表すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | DateAdd(interval, number, date) |
DateDiff | 指定した 2つの日付の時間間隔数を表すバリアント型 (内部処理形式は長整数型) の値を返します。 | DateDiff(interval, date1, date2[, firstdayofweek][, firstweekofyear]) |
DatePart | 日付の指定部分を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | DatePart(interval, date[, firstdayofweek][, firstweekofyear]) |
DateSerial | 指定した年、月、日に対応する日付を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | DateSerial(year, month, day) |
DateValue | バリアント型 (内部処理形式が日付型) の値を返します。 | DateValue(date) |
Day | 日を表す 1~31 のバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Day(date) |
Hour | 1日の時刻を表す 0~23 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Hour(time) |
IsDate | 式を日付に変換できるかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | IsDate(expression) |
Minute | 時刻の分を表す 0~59 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Minute(time) |
Month | 月を表す 1~12 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Month(date) |
MonthName | 指定された月を表す文字列を返します。 | MonthName(month[, abbreviate]) |
Now | 現在のシステム日付と時刻を表すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | Now |
Second | 秒を表す 0~59 の整数を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Second(time) |
Time | 現在のシステム時刻を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | Time |
Time$ | 現在のシステムの時刻を表す文字列を返します。 | Time$ |
Timer | 午前 0時から経過した秒数を表す単精度浮動小数点数型 の値を返します。 | Timer |
TimeSerial | 指定した時間、分、秒に対応する時刻を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | TimeSerial(hour, minute, second) |
TimeValue | 時刻を含むバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | TimeValue(time) |
Weekday | 曜日を表す整数を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Weekday(date[, firstdayofweek]) |
WeekdayName | 指定された曜日を表す文字列を返します。 | WeekdayName(Weekday[, abbreviate][, firstdayofweek]) |
Year | 年を表す整数を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Year(date) |
配列 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Lbound | 配列の指定された次元で使用できる最小の添字を 長整数型 の値で返します。 | Lbound(arrayname[, dimension]) |
Ubound | 配列の指定された次元で使用できる最大の添字を 長整数型 の値で返します。 | Ubound(arrayname[, dimension]) |
標準 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
QBColor | 指定された色番号に対応する RGB カラー コードを表す長整数型 の値を返します。 | QBColor(color) |
RGB | RGB カラー値を示す長整数型 の値を返します。 | RGB(red, green, blue) |
変換 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Asc | 文字列の先頭文字に対応する文字コードを表す整数 を返します。 | Asc(string) |
AscW | 文字列の先頭文字に対応する Unicode の文字コードを表す整数 を返します。 | AscW(string) |
Cbool | 式をブール型に変換します。 | Cbool(expression) |
Cbyte | 式をバイト型に変換します。 | Cbyte(expression) |
Ccur | 式を通貨型に変換します。 | Ccur(expression) |
Cdate | 式を日付型に変換します。 | Cdate(expression) |
CDbl | 式を倍精度浮動小数点型に変換します。 | CDbl(expression) |
Chr | 指定した文字コードに対応する文字をバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値で返します。 | Chr(charcode) |
Chr$ | 指定した文字コードに対応する文字を 文字列型 で返します。 | Chr$(charcode) |
ChrW | 指定した Unicode の文字コードに対応する文字をバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値で返します。 | ChrW(charcode) |
ChrW$ | 指定した Unicode の文字コードに対応する文字を 文字列型 で返します。 | ChrW$(charcode) |
Cint | 式を整数型に変換します。 | Cint(expression) |
CLng | 式を長整数型に変換します。 | CLng(expression) |
CLngPtr | 式を LongPtr 型に変換します。 | CLngPtr(expression) |
CSng | 式を単精度浮動小数点型型に変換します。 | CSng(expression) |
CStr | 式を文字列型に変換します。 | CStr(expression) |
Cvar | 式をバリアント型に変換します。 | Cvar(expression) |
CVDate | 式をバリアント型(内部処理形式は日付型)に変換します。 | CVDate(expression) |
DateSerial | 指定した年、月、日に対応する日付を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | DateSerial(year, month, day) |
DateValue | バリアント型 (内部処理形式が日付型) の値を返します。 | DateValue(date) |
Day | 日を表す 1~31 のバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Day(date) |
EuroConvert | 数値をユーロ、またはユーロ参加国の通貨に変換します。 | EuroConvert(number, sourcecurrency, targetcurrency[, fullprecision, triangulationprecision]) |
FormatCurrency | 式をコントロール パネルに定義されている通貨記号を使った通貨書式に設定します。 | FormatCurrency(expression[, NumDigitsAfterDecimal][, IncludeLeadingDigit][, UseParensForNegativeNumbers][, GroupDigits]) |
FormatDateTime | 式を日付形式または時刻形式の文字列に書式設定して返します。 | FormatDateTime(Date[, NamedFormat]) |
FormatNumber | 式を数値形式の文字列に書式設定して返します。 | FormatNumber(expression[, NumDigitsAfterDecimal][, IncludeLeadingDigit][, UseParensForNegativeNumbers][, GroupDigits]) |
FormatPercent | 式を末尾に%記号を付加したパーセント形式 (100 で乗算) の文字列に書式設定して返します。 | FormatPercent(expression[, NumDigitsAfterDecimal][, IncludeLeadingDigit][, UseParensForNegativeNumbers][, GroupDigits]) |
GUIDFromString | 文字列を GUID に変換します。GUID は、バイト型の配列です。 | GUIDFromString(string) |
Hex | 指定した値を 16進数で表したバリアント型 (内部処理形式は文字列型)の値で返します。 | Hex(number) |
Hex$ | 指定した値を 16進数で表した文字列で返します。 | Hex$(number) |
Hour | 時刻を表す 0~23 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Hour(time) |
HtmlEncode | 文字列の先頭から指定の長さまでを HTML エンコードし、文字列として返します。 | HtmlEncode(plain text, [length]) |
Minute | 時刻の分を表す 0~59 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Minute(time) |
Month | 月を表す 1~12 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Month(date) |
Nz | Null値を指定した値に変換します。 | Nz(variant[, valueifnull]) |
Oct | 指定した値を 8進数で表したバリアント型 (内部処理形式は文字列型)の値で返します。 | Oct(number) |
Oct$ | 指定した値を 8進数で表した文字列で返します。 | Oct$(number) |
PlainText | 文字列の先頭から指定の文字数分をテキスト形式に書式設定して返します。 | PlainText(rich text, [length]) |
Second | 秒を表す 0~59 の整数を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Second(time) |
Str | 指定した数値を表すバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | Str(number) |
Str$ | 指定した数値を表す文字列を返します。 | Str$(number) |
StrConv | 指定に従って変換されたバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | StrConv(string, conversion[, LCID]) |
StringFromGUID | GUID を文字列に変換します。GUID は、バイト型の配列です。 | StringFromGUID(guid) |
TimeSerial | 指定した時間、分、秒に対応する時刻を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | TimeSerial(hour, minute, second) |
TimeValue | 時刻を含むバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | TimeValue(time) |
Val | 指定した文字列に含まれる数値を適切な型の数値に変換して返します。 | Val(string) |
Weekday | 曜日を表す整数を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Weekday(date[, firstdayofweek]) |
Year | 年を表す整数を示すバリアント型 (内部処理形式は整数型) の値を返します。 | Year(date) |
式ビルダーの組み込み関数の一覧にないAccessの関数です。
おもにVBA(モジュール)で使用されます。
ActiveX | ||
関数 | 説明 | 構文 |
CreateObject | ActiveX データ オブジェクト (ADO)への参照を作成し、返します。 | CreateObject(class [, servername]) |
GetObject | ActiveX コンポーネントによって提供されるオブジェクトへの参照を返します。 | GetObject([pathname ] [, class ] ) |
アプリケーション | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Command | 開発したプログラムを起動させる、コマンド ラインの引数を文字列として返します。 | Command() |
Shell | 実行可能プログラムを実行します。実行に成功した場合にそのプログラムのタスク ID を示すバリアント型 (内部処理形式 Double の Variant) の値を返します。失敗した場合は 0 を返します。 | Shell(pathname[, windowstyle]) |
配列 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Array | 配列を含むバリアント型 の値を返します。引数[arglist]には、コンマで区切られた配列の要素(値リスト)を指定します。引数を指定しない場合、長さが 0 の配列が作成されます。 | Array(arglist) |
Filter | 指定されたフィルター条件に基づく文字列配列のサブセットを含む、0 から始まる配列を返します。 | Filter(sourcearray, match[, include[, compare]]) |
Join | 配列に含まれている文字列式を結合することにより作成された文字列を返します。 | Join(sourcearray[, delimiter]) |
Split | 区切り文字を含んだ文字列式より、0 から始まる 1次元配列を返します。 | Split(expression[, delimiter[, limit[, compare]]]) |
ファイル入力/出力 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
EOF | ファイルの末尾に達しているかどうかを調べ、結果をブール型 の値で返します。 | EOF(filenumber) |
FreeFile | Open ステートメントで使用可能な次のファイル番号を表す整数型 の値を返します。 | FreeFile[(rangenumber)] |
Input | シーケンシャル入力モード (Input) またはバイナリ モード (Binary) で開いたファイルから、指定した文字数の文字列を読み込み、文字列型 の値を返します。 | Input(number, [#]filenumber) |
Loc | 開いているファイルの現在の読み取り位置または書き込み位置を示す長整数型 の値を返します。 | Loc(filenumber) |
LOF | Open ステートメントを使用して開いたファイルのサイズをバイト単位で示す長整数型 の値を返します。 | LOF(filenumber) |
Seek | Open ステートメントを使用して開いたファイル内の現在の読み取り位置または書き込み位置を示す長整数型 の値を返します。 | Seek(filenumber) |
ファイル管理 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
CurDir | 現在のパスを表すバリアント型 (内部処理形式は文字列型) の値を返します。 | CurDir[(drive)] |
Dir | 指定したファイル属性、またはドライブのボリューム ラベルに一致する、ファイル、ディレクトリ、フォルダの名前を表す文字列を返します。引数[pathname]に指定した内容が見つからなかった場合は、長さ0の文字列("")を返します。 | Dir[(pathname[, attributes] )] |
FileAttr | Open ステートメントを使用して開かれたファイルのモードを表す長整数型 の値を返します。 | FileAttr(filenumber, returntype) |
FileDateTime | ファイルの作成日時または最終更新日時を示すバリアント型 (内部処理形式は日付型) の値を返します。 | FileDateTime(pathname) |
FileLen | ファイルのサイズをバイト単位で指定する長整数型の値を返します。 | FileLen(pathname) |
GetAttr | ファイルまたはフォルダーの属性を求めます。 | GetAttr(pathname) |
特殊評価 | ||
関数 | 説明 | 構文 |
Environ | オペレーティング システムの環境変数に関連付けられた文字列を返します。オペレーティングシステム、ユーザー名、既定のユーザー用ディレクトリなどを取得できます。Macintosh では使用できません。 | Environ({envstring | number}) |
GetAllSettings | Microsoft Windows レジストリのアプリケーションの初期設定ファイルから、キー設定とその設定値 (SaveSetting により作成) の一覧を返します。Macintosh の場合、アプリケーションの初期化ファイルの情報を返します。 | GetAllSettings(appname, section) |
GetSetting | Microsoft Windows のレジストリにあるアプリケーションの項目から、キー設定値を返します。Macintosh の場合、アプリケーションの初期化ファイルの情報を返します。 | GetSetting(appname, section, key[, default]) |
プログラム | ||
関数 | 説明 | 構文 |
DoEvents | オペレーティング システムが他のイベントを処理できるように、実行を渡します。 | DoEvents( ) |
データベース(DDE) | ||
関数 | 説明 | 構文 |
DDE | 別のアプリケーションとの動的データ交換 (DDE) を開始して、そのアプリケーションからの情報を要求、フォームまたはレポート上のコントロールで情報を表示することができます。 | DDE(application, topic, item) |
DDEInitiate | DDE のサーバー アプリケーションとクライアント アプリケーションとの間でデータを送受信するための 動的データ交換 (DDE) チャネルを開きます。 | DDEInitiate(application, topic) |
DDERequest | 開いている動的データ交換 (DDE) チャネルを使って、サーバーアプリケーションの情報を取得します。 | DDERequest(channum, item) |
DDESend | 開いている動的データ交換 (DDE) チャネルを使って、DDE サーバー アプリケーションの情報を要求します。フォームやレポート上のコントロールから、そのアプリケーションにデータ アイテムを送ります。 | DDESend(application, topic, item, data) |
[その他] | ||
関数 | 説明 | 構文 |
CallByName | 指定されたオブジェクトに対してメソッドを実行、またはプロパティ値の取得、設定を行います。 | CallByName(object, procname, calltype[, args()]) |
MacID | 4 文字の定数を、Dir 関数、Kill 関数、Shell 関数、および AppActivate 関数で使用可能な値に変換するために Macintosh で使用します。 | MacID(constant) |
MacScript | AppleScript スクリプトを実行し、スクリプトにより返される値がある場合はその値を返します。 | MacScript(script) |
Spc | Print # ステートメントまたは Print メソッドと共に使用し、指定数のスペースを出力して位置を移動させます。 | Spc(n) |
Tab | Print # ステートメントまたは Print メソッドと共に使用し、出力の位置決めを行います。 | Tab[(n)] |
以上、Accessの式ビルダとMicrosoftサイトOffice.com の「関数 (カテゴリ順) - Access」ページよりまとめました。