No.003
添付ファイルが開けない、「次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました」
2003/2007/2010/2013
ファイルが添付されて送られてきたはずなのに、添付ファイルがなくなっている現象です。
もちろん、添付し忘れではありません。
メールには「次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました:ファイル名.」といったメッセージが表示されます。
Outlookには、PCをウイルスなどの脅威による危険にさらす可能性のある添付ファイルについてブロックするセキュリティ機能があります。
添付ファイルの特定の拡張子で判断し、処理されます。例えば、次の拡張子などが対象となります。
「.exe」「.com」「.mdb」「.bat」「.vbs」・・・
マイクロソフトの次のページでブロックされる拡張子の一覧が出ていますので確認してください。結構たくさんあります。
ブロックされる拡張子を持つファイルを送付する必要がある場合は、ファイルをzipファイルに圧縮するなど工夫して、拡張子を変えて送りましょう。受け取り人にはその旨を伝えることを忘れずに。
すでに受信してしまったファイルは開けませんので、再送してもらう必要があります。
今後の回避方法は、拡張子を変えて送ってもらうようにするか、Outlookを使用せずWebメールなどを使用するかになります。
そのほか、その種類(拡張子)の添付ファイルを開けるように、レジストリで設定変更することできます。
レジストリの操作は、1つ間違うとPCが動かなくなってしまう危険性もありますので慎重に行ってください。
設定方法は次のマイクロソフトのページの半ば「高度なトラブルシューティング」を参照してください。
Outlook でメッセージ "次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました" が表示されることがある
上記レジストリ設定の場所ですが、Outlook2013の場合は、「15.0」フォルダー配下に作成してください。